2021年の春が近づき
暖気が入り込むと季節外れの暖かさになる日が増えてきました。
雪が多いシーズンのため場所によっては暖かさとは裏腹に、残雪どころか雪が壁となって立ちはだかるところも見られます。
しかし、陽のひかりが差してくると、春を待ちわびたライダーは春の先取りで乗りに出かけたくなるものです。
更にコロナ禍が更に拍車を掛け
ライダーは寒い中でも走り始めています。
今回は新潟本部としてはかなり早い時期でのBASICコース開催となりました。
今回は新潟市内在住の30代男性
免許取得後公道走行の経験が無いまま10数年が経過しているとのことでした。
気分転換のためにバイクに乗ることを決められ、車両も購入したとのことです。
お申込み段階で購入車両について確認を行い、講習は購入車両に近いレンタル車両を使用しました。
公道を安全、安心に走れるようになることを目標にスタート
午前の座学でポイントをお伝えした後、午後から車両を使って座学のポイントを確認していきます。
ブレーキ、アクセルの操作、握り具合などを確認して、発進・停止を連続してトレーニング
多くの方が最初にストレスを感じる事が多いこれらの動作は入念に確認していきます。
見通しの良い直線のある場所へ移動して、発進、停止を繰り返した後
ギヤの上げ下げ、カーブを曲がる動作へ
ギヤチェンジと共にスピードも乗せられるようになり、操作も更にスムーズに
ウインカー操作もしっかりとこなし
公道走行の準備が整ったところで、乗車姿勢について確認
より楽に、安心して乗車するための要素を検証しながら、最適な姿勢を研究しました。
3月にしては陽が強く当たるコンディションでしたが、寒気が入っていたためか
公道での先導走行時は気温8℃と凍てつく寒さの中でしたが
公道で車の流れに乗る走行が出来るようになりました。
受講後の感想
目線の向け方で車両の重さ、大きさの感じ方が大きく変わりました。
公道初走行の緊張よりも寒さで身体が強張るようなコンディションでしたが、笑顔で講習を終える事が出来ました。