大型二輪免許取得後を支援する講座の2回目
2016年9月27日に実施したADVANCEコース大型二輪特別講座のご紹介です。
前回(9月16日受講)は大型二輪で初めての公道走行を体験し、コース内で走り方の研究を重ねて頂きました。
普通二輪免許で乗っていたCB400SFと同様になる感覚を感じたものの、無意識の内に力みがちとなっていたようで、終盤には疲れが出て走りが乱れてしまいました。
改めてお聞きしたところ、暫くは全身の筋肉痛が抜けなかったとの事でした。
今回は「大型二輪で街乗りが自在に出来るようになる事」を目標に講座を開始。
慣熟走行で車両とパイロンコースに慣れて頂きながら現在の走り方を確認していくと、前回の疲れが出てきた走り方で走行しています。
本人の意識では比較的リラックス出来ているとの事でしたが、様々な角度から確認していくと、余計な力が入っている事に気付いて行きます。
今回特別に設定したコースを使ってフォームの研究を意識して走っていきますが、現実と意識とはズレているようで中々思い通りには行きません。
「今日はだめですね。」
そこで…
少し荒っぽい内容を提案して、特別設定コースを走行していくと、変化が現れて来ました。
休憩を挟むと疲れも見えはじめていましたが、ご自身の弱点について認識出来たようです。
キッカケを掴むと弱点の修正ポイントもご自身の中で腑に落ちて来たようで、パイロンコースに戻ると走りが見る見る変わってきました。
何を意識したら、こう変わった!身体の使い方もこうなった!
気付きが出てきました。
ブレーキ練習も交えた事で更に意識も変わり、ブレーキを有効に活用しながらの操作にも繋がって来ます。
ここまででも十分では有りますが、車両をもう少し自由に操作出来る手段として、ブレーキの使い方を少し変えていきます。
より自由度が増して車両が「ヒラヒラと動く!」とイメージがドンドン変化していきます。
そして…
「大型二輪ってこんなに楽しいんだ!」
終了時の振り返りではこんな声を聴くことが出来ました。
当初の曇った表情から晴れやかな表情に変わり、充実した成果を土産に帰路について頂きました。
本部 大橋