本部主催にてBASIC講座からのステップアップとなるアドバンスコースを開催しました。
BASIC講座からトータルで4回目の受講になりますが、前回の受講は2018年の11月で冬場を挟んで7ヶ月振りです。
新潟県内も雨の影響は少ないものの、会場のスピードパーク新潟では強い風の影響を受けながらも
気温23℃と比較的過ごしやすいコンディションの中でスタート
今回は力まないで乗れるようになりたい と目標を設定して頂きました。
今回の受講までに5月連休にはショップ様のイベントに参加されたりと、ある程度バイクに乗っているとの事で
パイロンで設定したコースをゆっくりと走行しながら、コースと身体のウォーミングアップを進めていきます。
曲がる時にハンドルにしがみつくような状態を自覚されていて、実際に走行していても身体のガチガチになり、手にも力みがあるようです。
慣らし走行から休憩を挟んで走行中の印象を確認
腕でハンドルを抑えながら操作しているのを認識出来ています。
BASIC講座のおさらいとしてステップ、シートのポジションを再度確認
現状では上体が安定していないことから、ポジションを作り直して再度走行です。
ポジションを修正してから少し安定感が出てきましたが、ここで課題走行を提案して走行して行くと
まだまだ手に力が入ってしまうことがより認識出来たようです。
休憩を挟んで
二人乗りでブレーキの使い方による車体の動きの違い
ポジションを変化させることによる安定感の違いなどを体感してもらいました。
一人での走行に戻り
コース走行の一部を変更して目標制動を追加
ブレーキで停止した時のポジションを再度修正
更にパイロンを走行する際にもポジションを応用してもらいます。
ブレーキから旋回への流れがスムーズになってきました。
最初の状態と比較してペースも上がり、バンク角を得ることができるようになったことで、メリハリも生まれてきました。
最終の仕上走行では
最初の状態と比較してリラックスした状態が長く続くようになり
走行を続けても疲れを感じないまま無事に走行を終えることができました。
走行後は身体の使い方で出来ないことができるようになり、乗車時の力みが少なくなったとの感想を頂きました。
多人数のライディングスクールでは個人のペースでの走行に躊躇してしまい、先に進めないことも有るかもしれません。
もし上手く行かない状態で止まっている場合、プライベートなレッスンで運転のスキルアップが期待出来ます。
運転への不安解消や安全性向上にモーターサイクルセラピー協会の講座をご利用ください。
本部 大橋